最近では国内外を問わず、VAPE(電子タバコ)が人気となっており、若い世代を中心にVAPEを始める人も増えています。
少し前まではコアなカルチャーのイメージが強かったVAPEも、芸能人が使用していたり、PRにも話題のインフルエンサー起用されていたりなどして、「VAPEを見たことがある」「気になっている」という方も多いのではないでしょうか?
日本でも、芸能人がタバコを吸っていると話題になる物ですが、例えば、BTSのサブボーカルV(以下テヒョン)が電子タバコの”JUUL”を吸っているのでは?とファンの間で話題になったこともありました。
疑惑があったJUULとはどのような電子タバコなのか、韓国では電子タバコはどのような扱いなのか、それぞれ解説していきます。
「BTSのテヒョンがVAPE愛用者なの?」という話題
BTSのメンバーが撮影した動画に、電子タバコの「JUUL」らしき物が映り込んでいると話題になり、ファンの間では「本当にJUULなのか」「本当に彼が吸っているのか?」という声が上がっていました。
テヒョンの近くにJUULにそっくりなデバイスが転がっているという写真や動画が複数回にわたって投稿されていました。これらの写真や動画は公式のSNSに投稿されていたものであるため多くのファンの目に入り、議論も起こっっていたようです。
「トップアーティストのテヒョンがVAPEを吸っているかもしれない」ということで、多くの心配の声も上がっていたようです。
ところで、韓国ではJUULなどのVAPEを含めたタバコ事情はどうなっているのでしょうか?
また、今回話題となったJUULを使用することでどのような健康被害が考えられるのでしょうか?
禁煙政策が推進されている|韓国のタバコ事情
意外に思われるかもしれませんが、少し前までは韓国は喫煙大国として知られていました。
しかし最近は国を挙げた禁煙政策が推進されています。
例えば、
・禁煙区域の設定
・規則違反に対しての罰金制度
などが施行されています。
タバコの広告規制や、パッケージにタバコによる健康被害の写真と警告文を義務付けるなど、年々施策が強化されていっています。
また、タバコの悪影響に関する教育の徹底や、喫煙者の禁煙を国がサポートする制度も始まっています。
電子タバコはどんな扱い?|韓国のタバコ事情
今回話題となっているのは電子タバコのJUULという、小型のデバイスです。
韓国でも電子タバコの利用者はどんどん増加しており、2019年2月時点ではタバコ市場に置ける電子タバコのシェア率が13%を超えるなど、空前の電子タバコブームとなっています。
また、2017年に加熱式タバコのアイコスが発売されたあとは、加熱式タバコのユーザーも増えてきています。
日本と違い、韓国ではVAPEの中にニコチン入りのリキッドが含まれているものも販売されているということです。日本ではニコチン入りリキッドの店頭販売が禁止となっていますが、韓国では店頭で簡単に手に入れられます。
テヒョンが実際に使用しているかは不明
今回話題になったJUULですが、実際に吸っている動画や写真などが出回っているわけではなく、「テヒョンの近くにJUULらしき物があった」ということだけです。
動画でも写真でも、本当にJUULかどうかの決定打になるようなものはなく、「画材に似たような形がある」という声もあり、真相は明らかになっていません。
ただ、先述したように、韓国ではタバコに対して強い規制が始まっているので、電子タバコであってもアーティストがタバコを吸っているのでは?という話題は大きな注目を浴びたようです。
逆に考えると、仮に電子タバコのJUULだったとしても、これだけタバコの害などについて教育されている上で本人の意志で使用しているのであれば、とやかく言わずにそっと見守る方が良いかもしれませんね。
電子タバコのJUULについて詳しく解説
今回、疑惑となった電子タバコのJUULとは、アメリカで75%のシェアを誇る人気の電子タバコです。若い世代を中心に、日本でも何度も話題になっています。
日本国内では店頭での販売がほぼなく、通販サイトで購入する必要がありますが、人気のカラーや限定色はすぐにかんばいになってしまうほどの人気です。
電子タバコ自体はかなり前から国内外問わず流通しているものであるにもかかわらず、JUULが過去に類を見ないほどの人気を得ることができた理由とは何なのか、ちょっと気になりますよね。
JUULが人気となっている理由についてご紹介します!
初心者もVAPEユーザーも使いやすい仕様|JUULの特徴
「電子タバコって、面倒なメンテナンスが多くてなかなか始められない…」という方は多いと思います。
そんな中でも、JUULは説明書ナシで使えるほどのシンプルな仕様が魅力のひとつです。
例えば、iPhoneは説明書ナシで誰でも使えるというコンセプトで作られているそうなのですが、JUULはVAPE界のiPhoneです。
POD(いわゆるカートリッジ)を付けて吸うだけで美味しいVAPEを楽しむことができます。PODの中のリキッドが無くなったら捨てて交換するだけ。
電子タバコの「出力などのカスタマイズを楽しむ」というものはありませんが、逆に初心者の方でも始めやすく、VAPEユーザーも外出先で手軽に楽しめると話題を呼び、今や大人気のデバイスとなりました。
小さいのに吸い応え抜群|JUULの特徴
JUULで使用できるPODはとにかく種類が多いというのも特徴ですが、本体がとても小さいのに吸い応えがとてもいいということが挙げられます。
使い捨て電子タバコを使用してると、香料がさらっと香るだけのものに当たって残念な重いをしたことがありませんか?
JUULは吸い応えが従来の電子タバコをはるかに凌駕する使用になっています。
特に、海外で使用されているニコチン入りリキッドの入ったJUULは、喫煙者の方が驚くほどの吸い応えで、「紙タバコからJUULに変えた」という方も多いんですよ。
ニコチン入りリキッドは国内では店頭販売ができませんが、個人で使用するなら「個人輸入」で買うことができます!
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意外にもコスパがいい!|JUULの特徴
電子タバコって、リキッドをあれこれ集めるのも本体にもお金がかかるイメージを持っていませんか?
JUULは本体とPODをセットで購入できるスターターキットが7,000~8,000円前後と、他のデバイスよりも安価なのです。
本体さえあればリキッド入りのPODを購入するだけで使用できるので、ランニングコストも紙タバコや加熱式タバコよりも抑えられることもあります!
スタイリッシュな本体も魅力|JUULの特徴
JUULは、手のひらに収まるくらいの小さなデバイスですが、無駄のない洗練されたデザインが若い世代に人気になっています。
平面なので、シールなども自由に貼り付けられるので、JUUL本体対応のステッカーを購入したり、自分で好きなデザインを作って貼ってみるなど、自由に楽しむことができます。
JUULを使用する時の注意点
JUULを個人輸入で使用する際は、ニコチン入りリキッドを使用しているため、使用者自身はもちろん、周りの妊婦さんや授乳中の方、非喫煙者の方、未成年の方への配慮を忘れないようにすることです。
特に、高校生くらいの方の前で吸うと、物珍しさに興味を持ってしまうこともあります。海外では高校生がJUULを隠し持って吸ったことで重篤な健康被害につながった事例もあります。
大人が自分の判断で嗜好品として使用する分には問題ないですが、使用する以上は責任を持って取り扱うことを忘れないでください。
また、個人輸入で購入したものを譲渡したり販売することは法律で禁止されています。
まとめ|BTSも使用している?JUULの噂
今回は、「BTSのテヒョンが使用しているのではないか?」と話題になったJUULについて解説しました。
韓国では電子タバコも紙タバコも強い規制があり、健康を重視した文化に変わってきています。
日本でもタバコに関してどんどん規制が始まっており、臭いや煙を気にしながら吸うことも増えてきましたね。
少しでもタバコの臭いを抑えたいという方にも、今回ご紹介したJUULはおすすめです!ぜひチェックしてみてください!