タバコの吸い殻の捨て方については、喫煙者・非喫煙者を問わずしばしば頭を悩ませます。
家庭では燃えるゴミにして出せばいいのか、空き缶やペットボトルを灰皿代わりにした場合、吸い殻と水分はどうすればいいのかなど、わからないことも多いはず。
そこでこの記事では、タバコの吸い殻の捨て方について、家庭や屋外での捨て方に加え、加熱式タバコとライターの捨て方も解説します!
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家庭でのタバコの吸い殻の捨て方
それではまずは、最も吸い殻が出る機会が多い家庭でのタバコの吸い殻の捨て方を見ていきましょう。
家庭ではつい適当に捨ててしまいがちですが、火災の危険もあるため気を付けなくてはなりません。
タバコの吸い殻は水で濡らしてから燃えるゴミへ
家庭で出るタバコの吸い殻は、燃えるゴミとして出すことができます。
消し忘れによる火災の恐れもあるため、必ず吸い殻を水に濡らしてから燃えるゴミに出しましょう。
灰皿にたまった灰も燃えるゴミに捨ててしまって問題ありません。
臭いが気になる時の捨て方
タバコは水で濡らしてから燃えるゴミで問題ありませんが、直接ゴミ袋に入れると臭いが気になりますよね。
特に同居人がいる場合や、共用部にごみを捨てる場合は家庭ごみの臭いについて苦情が来る可能性もあります。
そういった場合は、タバコの吸い殻を小さなポリ袋に入れて口を縛ってからゴミ袋に入れることをおすすめします。
また、コーヒーを飲む方はコーヒーを入れた際に残る豆や粉を灰皿に入れると消臭効果があります。
湿った状態にしておけば鎮火もできて一石二鳥、そのうえでポリ袋に入れれば臭いも防げるでしょう。
屋外でのタバコの吸い殻の捨て方
家庭での捨て方以上に悩むのが、屋外でのタバコの吸い殻の捨て方ですよね。
公衆喫煙所には必ず灰皿が設置されていますが、灰皿が置かれていない私用地で喫煙する場合なども適切に捨てないと火災の可能性があります。
ポイ捨ては絶対NG!必ず灰皿へ捨てよう
まず大前提として、タバコの吸い殻のポイ捨ては絶対にNGです。
タバコのポイ捨ては環境破壊につながり、周囲の人間にも迷惑がかかり、そのうえ犯罪行為とみなされる可能性もあります。
実際に車の窓からタバコをポイ捨てした人物が廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたケースもありますし、万が一吸い殻が人に当たったり、火災が起きればさらに大きな罪に問われます。
ポイ捨てをするということは喫煙所以外での喫煙がほとんどでしょうからまずそこから改めるべきですが、少なくとも携帯灰皿を持ち歩くようにし自宅で捨てるようにして、タバコのポイ捨てはしないようにしましょう。
ペットボトルや缶を灰皿代わりにするのも望ましくない
屋外でタバコの吸い殻を捨てる際によくやりがちなのが空いたペットボトルや缶を灰皿代わりにすることですが、実はこれもあまり望ましくありません。
タバコの吸い殻の入ったペットボトルや缶はリサイクルできず、灰が混じった水分を排水溝などに流すことは環境汚染につながります。
また、吸い殻の入ったペットボトルや缶をうっかり飲んでしまう可能性も考えられ、大量に飲んでしまうと命に係わる恐れもあります。
自分やゴミ処理業者の安全のためにも、携帯灰皿を持ち歩き、ペットボトルや缶を使わないようにしましょう。
加熱式タバコやライターの捨て方
タバコの吸い殻は燃えるゴミとして処理することができ、屋外では灰皿に捨てることができます。
それでは、加熱式タバコやライターはどう捨てるのがいいのでしょうか?
加熱式タバコの本体やライターは捨て方が特殊なため、こちらの2つについても見ていきましょう。
加熱式タバコの吸い殻は燃えるゴミで捨てられる
加熱式タバコのほとんどは紙タバコのようなスティックを加熱することで喫煙をします。
このスティックは、紙タバコ同様燃えるゴミとして処分して問題ありません。
燃焼していないため火災の可能性は低いですが、使用直後は高温のため、そのままゴミ袋に入れることは控えましょう。
加熱式タバコの吸い殻も水で濡らしてから捨てるか、良く冷やしてから捨てることをおすすめします。
加熱式タバコ本体の捨て方は自治体によって異なる
加熱式タバコの本体は、自治体によって捨て方が異なります。
多くの加熱式タバコがリチウムイオンバッテリーを使用しているため、特定品目としてゴミに出したり、回収ボックスへ入れたりする必要があります。
燃えるゴミなどで適当に捨ててしまうとゴミの処理過程で発火や発煙が起こる可能性があります。
加熱式タバコを処分する際は、必ずお住まいの自治体のルールを確認してから捨てましょう。
ライターの捨て方
ライターも、加熱式タバコと同じように各自治体によって捨て方が異なります。
なお、基本的にライターは完全に使い切ってから捨てる必要があり、中身が残っている場合はガス抜きを行う必要があります。
ライターも燃えるゴミ等で出すと火災が起きる可能性があるため、十分に注意しなくてはなりません。
しっかりとガス抜きを行なえたら、各自治体のルールに則って処理をしましょう。
ライターのガス抜きの仕方の例
- 周囲に火の気がないことを確認する
- 操作レバーを押し下げ、着火した場合は吹き消す
- 輪ゴムや粘着力の強いテープで、操作レバーを押し下げたまま固定する
- ガスを噴出させる(「シュー」という音が聞こえれいればOK。聞こえない場合は、炎調整レバーをプラス方向いっぱいに動かす)
- 上記の状態のまま、火の気がなく風通しがいい場所に半日~1日置く
- 念のため着火操作をし、火が付かなければガス抜き完了
参考:消費者庁
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さて、ここまで紙タバコや加熱式タバコの吸い殻や本体の捨て方を紹介してきましたが、様々なところに危険が潜んでいるため、適切な対応が必要です。
自分や周囲の安全、環境汚染や火災のリスクを少しでも減らしたいなら、電子タバコに切り替えることがおすすめ。
中でも、充電式で繰り返し使える電子タバコのJUULは、火を使わず、吸い殻として発生するカートリッジは火災の危険なく燃えるゴミに出せます。
さらにニコチンソルトというニコチンを使うことで紙タバコに負けない吸い応えを実現してるため、吸い殻の捨て方で悩みたくない方はぜひJUULへの乗換をご検討ください!
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タバコの吸い殻の捨て方は?家庭や屋外での正しい捨て方を解説|まとめ
タバコの吸い殻の捨て方について、家庭や屋外でどうすればいいのかを解説しました。
家庭では水に濡らしてから燃えるゴミとして捨てるのが適切で、コーヒーやポリ袋で臭いを防止することもできます。
屋外では絶対にポイ捨てはせず灰皿に捨てるべきであり、ペットボトルや缶を灰皿代わりにするのも望ましくはありません。
吸い殻の捨て方について悩むことが多い方、周囲への配慮をしたい方はぜひこの機会に電子タバコに切り替えてみてはいかがでしょうか!