初めてタバコを吸ったときや数時間空けてタバコを吸ったとき、何だか頭がクラクラとした経験はないでしょうか?
タバコを吸った際に起こるこの立ちくらみのような症状は「ヤニクラ」といって、場合によってめまいや吐き気を引き起こすことも珍しくありません。
今回はヤニクラが起こる原因や具体的な症状についてご紹介するとともに、ヤニクラを治す方法や電子タバコでもヤニクラはするのかといった点についてご紹介していきます。
ヤニクラが起こる原因には何がある?

ヤニクラは、「タバコ(=ヤニ)を吸うことで頭がクラクラする」という状態を指した言葉で、ほとんどの方が不快感を覚える症状です。
症状としては、頭がクラクラする以外にも吐き気・めまい・痺れなどさまざまな問題を引き起こすことがありますが、人によってはこれらのヤニクラに快感を覚える方も珍しくありません。
またヤニクラは、初めてタバコを吸った方や久しぶりに吸った方に起こりやすい一方で、普段から喫煙している方でも数時間空けてタバコを吸ったときにもなる場合があります。
ヤニクラの主な原因は、タバコに含まれる「ニコチン」にあるといわれていますが、具体的にどういったことが原因でヤニクラを引き起こすのでしょうか?
ヤニクラの原因①ニコチンや一酸化炭素による酸欠
タバコにはたくさんの有害物質が含まれていますが、その中でも特に広く知られているのが「ニコチン」です。
ニコチンには血管を収縮させる作用があり、脳の血管が収縮することで血圧が上昇し一時的に血流が上がるため立ちくらみに似た頭がクラクラする症状が起こります。
タバコには、血液の粘度を高める作用を持つ「一酸化炭素」も含まれており、ニコチンと一緒に血流を低下させることで脳が酸欠状態になってヤニクラを起こすこともあるようです。
ヤニクラの原因②ニコチンを分解できない(しにくい)体質
「お酒が弱い人はアルコールを分解する力が弱い」という話がありますが、タバコも同じでニコチンを分解する力が弱いとヤニクラを引き起こしやすいといわれています。
そのため、体質によってニコチンの影響を強く受けて血管が収縮している時間が長くなり、頭がクラクラしたりめまい・吐き気・痺れといった症状に発展することも少なくありません。
場合によっては、ニコチンの作用が強く出ることで失神や痙攣といった症状を引き起こすケースもあるため注意が必要です。
ヤニクラの原因③身体の抵抗力が下がっているときの喫煙
睡眠不足や体調不良などが原因で身体の抵抗力が下がっていると、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素といった有害物質の影響を受けやすくなってしまいます。
身体の抵抗力が下がった状態でニコチンや一酸化炭素による血管収縮(血流低下)を起こすと、頭のクラクラだけでなくめまい・動機・吐き気、さらには手足の痺れや冷えなど全身に症状が及ぶ場合もあるため体調が優れないときの喫煙は控えましょう。
ヤニクラになるとどんな症状が現れる?

ヤニクラは、タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素をはじめとしたさまざまな有害物質が原因で起こるといわれています。
特にニコチンを分解する力が弱い方や睡眠不足・体調不良で身体の抵抗力が下がっている方は、有害物質による影響を強く受けやすいです。
先ほどのヤニクラの原因でも少し触れましたが、ここからはヤニクラによって起こる症状についてご紹介していきます。
ヤニクラの症状①頭がクラクラする・めまい
ヤニクラの中でも比較的軽度で、タバコを吸う方ならほとんどの方が経験したことのある症状が「頭がクラクラする」「めまい」の2つです。
人によって何となく頭がボーッとする程度の症状が現れることもあれば、しばらく頭がクラクラするという方もいます。
場合によっては、気が遠くなるような感覚に陥ったり目の前がグルグル回って見えたりと、めまいのような症状を引き起こすことも珍しくありません。
血管の委縮と酸欠状態が原因ですので、安静にしたり、新鮮な空気をする等の対策が必要です。
ヤニクラの症状②吐き気
中度のヤニクラになると「吐き気」症状が現れることもあり、吐き気の主な原因はニコチンによる胃の血管の収縮です。
もちろんタバコには、200種類以上の有害物質が含まれていますのでニコチン以外の有害物質の影響で吐き気を催すこともあります。
普段暴飲暴食や、ストレスにより胃にダメージのある方は特に起こりやすい症状ですのでタバコを控える、胃をいたわる等の対策が必要かもしれません。
ヤニクラの症状③しびれ
頻度としては比較的低めですが、中度のヤニクラになると「手足のしびれ」や「手足の冷え」 といった症状が出ます。
これらは血管委縮の血行不良により手先、足先に現れることが原因です。
もともと冷え性の方や等が起こりやすいとされています。
ヤニクラの症状④失神・痙攣
重度のヤニクラの症状としては「失神」「痙攣」などがあり、急に目の前が真っ暗になって意識を失ったりひどい場合は呼吸停止といった事態も考えられます。
特にヘビースモーカーの方や長期間タバコを吸い続けている方は、慢性的に脳が酸欠状態になっていたり自律神経に支障が出ていたりするため失神や痙攣といった重度の症状が現れるリスクが高いとされています。
ヤニクラを治す方法

ヤニクラによって頭のクラクラ・吐き気・めまい・痺れといった症状が出たときに、どうすれば早く治すことができるのでしょうか?
ここからは、ヤニクラを治す方法についてご紹介していきますので、万が一症状が現れた際は無理のない範囲で試してみてください。
ヤニクラを治す方法①深呼吸をする・水分を摂る
ヤニクラを治す方法の中でも比較的実践しやすいものが「深呼吸をする」「水分を摂る」といったものです。
深呼吸をしてできるだけ多くの酸素を取り込めば脳に新鮮な酸素が行き渡るので、収縮した血管が広がり一酸化炭素の濃度を下げることができます。
また水を飲めば血液中の水分の割合が増えて、ニコチンなどの有害物質の排出の促進につながるので、ヤニクラの症状を軽くしたり収縮した血管が元に戻るのを早めることが可能です。
ヤニクラを治す方法②入浴や軽い運動で血行促進する
ヤニクラは、主に身体の血管が収縮することが原因で起こりますので、反対に血管を拡張して血行を良くする行動を取れば症状が良くなる場合があります。
例えば、シャワーを浴びたり湯船に浸かったりすることで身体が温まり血管の拡張につながりますし、運動やストレッチなどをするのも1つの治す方法です。
ただし吐き気やめまいが起きているときに激しめの運動すると、かえって症状が悪化したり転倒したりするリスクがありますので軽めに行うようにしましょう。
ヤニクラを治す方法③横になって安静に過ごす
重度の吐き気や立ってられないほどのめまいが起きたときは、無理をせず横になって安静に過ごすようにしてください。
安静にしている分、症状が和らぐまで時間がかかってしまいますが、無理に何かをすると転倒して怪我につながる恐れがあります。
少しずつ症状が治まってきたら、上記でご紹介した「水を飲む」「温かいシャワーを浴びる」などできそうな方法を実践してみるとよいでしょう。
電子タバコでもヤニクラって起こるの?

紙巻きタバコや加熱式タバコの代わりとして、電子タバコへの移行を考えている方もいると思いますが、電子タバコも紙巻きタバコなどと同様にヤニクラを起こすのでしょうか?
ヤニクラの原因は、ニコチンをはじめとした有害物質です。
そのため、日本国内で販売されているノンニコチンの電子タバコであれば体に影響をあたる物質がなく、ヤニクラになる恐れもありません。
では、海外から個人輸入したニコチン入り電子タバコだったらどうなのでしょうか…?
ニコチン入り電子タバコならヤニクラが起こることも
日本国内ではノンニコチンの電子タバコしか販売されていませんが、一方で海外からの個人輸入によって購入できるリキッドにはニコチン入りタイプも販売されています。
ニコチン入りの電子タバコを使用する際には、ヤニクラが起こる可能性も十分にあります。
特に、ニコチン濃度の高いリキッドを使用したり吸いすぎるとヤニクラを起こしやすくなるので、自分にあったニコチン濃度がわかるまではニコチンの含有量の少ないリキッドを使用する等の対策が必要です。
電子タバコは吸いすぎに注意!
電子タバコは紙巻きタバコと違い、吸いやすいフレーバーが特徴的です。
そのため、電子タバコ慣れをすると、ニコチンを薄く感じたり、長時間にわたりVAPEを楽しんでしまうことも…。
フレーバーにより吸いやすく、紙タバコと比べてニコチン感が少ない電子タバコですが、吸っている間にも徐々にニコチン成分は体に貯蓄されていきます。
吸っている間は気にならなくても、席を立った瞬間や体を動かした瞬間に重いクラッとする症状がでることがありますので、ニコチン入りリキッドを使用する際には適度に休憩しながら楽しむようにしましょう。
電子タバコなら少ない量で満足できるJUULがおすすめ

もし電子タバコへの買い替えを検討しているなら、少ない量でも高い満足感を得られるJUUL(ジュール)がおすすめです。
JUUL(ジュール)は、発売からわずか3年でアメリカの電子タバコ市場のシェア率75%以上を達成し、世界約20ヵ国で販売されている超人気デバイスとなっています。
スタイリッシュでコンパクトなサイズ感ながら満足度の高い吸いごたえを楽しめるということで、電子タバコ初心者はもちろんヘビーユーザーの方でも満足できるでしょう。
Beyond Vape Nic.で取り扱っているJUUL(スターターキット)には、ニコチン入りのJUUL対応PODもセットになっていますので、届いたその日にご利用いただけます!
JUUL対応PODには、本格的なタバコフレーバーを味わえるバージニアタバコやクラシックタバコのほか、メンソール・ミントなどがありますので、好みに合わせてお選びいただくことが可能です。
ニコチン入りの電子タバコを吸ってみたいという方は、ぜひJUUL(ジュール)を試してみてはいかがでしょうか?
電子タバコユーザーの方にはニコチンソルトもおすすめ
普段から電子タバコを利用している方の中には、「ニコチン入りのリキッドを使っているけど、吸いごたえに満足できない」という方もいると思います。
そういった方は、従来のニコチンリキットと比べて高いニコチン摂取満足度を得られる「ニコチンソルト」を試してみてはいかがでしょうか?
ニコチンソルトとは、JUUL(ジュール)の販売元である「PAX Labs社」が開発した天然ニコチンに近い性質を持った新しいニコチンのことです。
ニコチンソルトの特徴・メリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 高濃度ニコチンでも喉当たりが滑らか
- 高濃度ニコチンでもフレーバーの味に影響が出ない
- 少量のリキッド消費量で高濃度ニコチンが摂取できる
従来のニコチンリキッドは、高濃度になると喉への刺激が強くなる場合がありますが、ニコチンソルトであれば高濃度でも喉当たりが滑らかで快適に電子タバコを利用できます。
また従来のニコチンリキッドの場合、濃度が高くなるほどフレーバーの味に影響を及ぼすことがありましたがニコチンソルトは味への影響もほとんどありません。
さらにこれまでのニコチンリキッドで高い満足感を得ようと思ったら、大量のリキッドを消費しなければなりませんでしたが、ニコチンソルトは少量でも高濃度のニコチンを摂取でき、コストパフォーマンスも優れているというメリットがあります。
今のニコチンリキッドよりもワンランク上の満足感を得たいという方は、ぜひニコチンソルトを試してみてください!
ヤニクラの原因・症状と起こったときの対処法まとめ
タバコを吸った際にヤニクラが起こる原因としては、主にタバコに含まれるニコチンや一酸化炭素といった有害物質が血管を縮小させ血流悪化や酸欠を引き起こしてしまうからです。
ヤニクラの症状は、基本的に頭がクラクラしたりめまいがしたりすることが多いですが、場合によっては吐き気や手足の痺れ、さらには失神・痙攣など重い症状を引き起こす恐れもあります。
ヤニクラを治す方法は、以下の方法を参考にしてみてください。
- 深呼吸をする・水分を摂る
- 血行を促進させる
- 横になって安静に過ごす
ニコチン入りの電子タバコでも吸いすぎるとヤニクラを起こすケースはありますが、紙巻きタバコなどに比べて他の有害物質の混入もほとんどなく、ニコチンソルトであれば少ない量で高い満足感を得られるのでおすすめです。
Beyond Vape Nic.では、世界中で人気のデバイスJUUL(ジュール)はもちろん、従来のニコチンリキッドよりも高いニコチン摂取満足度を得られるニコチンソルトも取り扱っておりますので、ぜひサイトをチェックしてみてください!
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