加熱式タバコや紙巻タバコの値上がり、カフェの喫煙席や街中の喫煙スペースの減少は喫煙者にとって深刻な問題ですよね…
そこで今回は、
「このタイミングで禁煙を考えたけどいきなりは止められない」
「最近色々なタイプのタバコを見るけど、正直よくわからない」
「禁煙はしたくないけど、もっとコスパの良いタバコがあるなら移行したい!」
とお悩みの方に向けて、電子タバコのコスパについて加熱式タバコ・紙巻タバコと徹底的に比較していきたいと思います。
もっとコスパの良く喫煙を楽しみませんか?
加熱式タバコと電子タバコのコストを比較

まずは、コスパの「コスト」の部分について見ていきたいと思います。
加熱式タバコと電子タバコの一か月あたりのコストをそれぞれ比較していきます。
加熱式タバコと電子タバコにかかるコストはどのくらい?
こちらが代表的な加熱式タバコと電子タバコの本体、スティック/POD/リキッドのおおよその価格です。
〈加熱式タバコ〉
本体価格 | スティック価格 | |
---|---|---|
IQOS | 5,000円~10,000円 | 500円~560円 |
glo | 2,000円~5,000円 | 480円~520円 |
PloomTECH | 3,000円~5,000円 | 460円~490円 |
〈電子タバコ〉
本体価格 | POD/リキッド価格 | |
---|---|---|
JUUL 【PODタイプ】 |
4,400円 | 1,300円~1,800円 |
Veco One 【リキッドタイプ】 |
5,500円 | 1,800円~3,500円 |
eGo AIO 【リキッドタイプ】 |
4,800円 | 1,800円~3,500円 |
メーカーや機能性の違いによって価格に幅はありますが、本体にかかるコストはほとんど同じと考えて良いでしょう。
スティック/POD/リキッドについては、加熱式タバコのスティックに比べ、電子タバコのPOD/リキッドの方が高くなっています。
1パフ当たりのコストは同じくらい
電子タバコと加熱式タバコは使い方の異なるデバイスです。その為ただ比べるだけでは電子タバコが高い製品に見えます。
1パフ=1吸引の価格で突き詰めてみましょう。
たとえば、アイコスの場合:スティックが1箱20本入りで1本あたり約14パフ吸えるのに対して
JUULの場合:PODが1箱4個入りで1PODあたり約200パフ可能となっています。
PODの価格によって1パフ当たりの価格は、違いますが、1パフ当たりで計算しても電子タバコと加熱式タバコはそれほど差はありません。
価格としては同程度ですが、電子タバコはPODやリキッドを頻繁に交換する手間がなくゴミも少なく済むという点に魅力があります。
また、電子タバコの中でもJUULは本体価格・POD価格ともに比較的安価に購入できるため、後に記載する「パフォーマンス」次第では、かなりコスパの期待ができるのではないでしょうか?

加熱式タバコと電子タバコの一か月のコストの差は?
先ほどのデータから、
一か月:30日
一日:加熱式タバコ20本、電子タバコ280パフ(加熱式の1本14パフ×20本分)
各代表:IQOS、JUUL
各価格:本体・スティック/PODともに最安価モデル
として、一か月あたりのコストを比較してみました。
本体価格 | スティック/POD | 合計 | |
---|---|---|---|
IQOS | 5,000円 | 15,000円 (500円×30箱) |
20,000円 |
JUUL | 4,400円 | 13,650円 (1,300円×10.5箱) |
18,050円 |
この結果から、一か月あたり約2,000円のコストの差があることがわかります。
なんと一年で約24,000円の差が生まれる計算になります…!
これは一例ですが、ランニングコストを配慮するのであれば、加熱式タバコよりも電子タバコの方が例のようにコストが安くなる可能性があります。
電子タバコの方がランニングコストがいい?
PODやスティックの金額から計算すると、2,000円の差がある電子タバコと加熱式タバコ、購入するPODの次第では加熱式タバコの方が安価になることもあり、コストは少々比較しづらいものがあります。
しかしながら、使い方や使い勝手、使用面を考えると電子タバコの方がコスパが良くなります。
そのポイントは以下の3つです。
②ニコチン濃度を変えられる為、電子タバコは満足感が強い
③故障しづらく長く使える
加熱式タバコは電源を入れると1口でも2口でも止めた時点で1本の使用がカウントされる為、使い方や吸い方次第では1パフ当たりのコストがぐっと上がります。
また、加熱式タバコにしたことで、喫煙本数が増えたという方も多いでしょう。
これは、加熱式タバコから発生するニコチン量が少ないのが原因です。
JUULをはじめとするニコチン入り電子タバコはニコチン量を好みの量に変えることができますし、JUULPODに使用されているニコチンソルトという成分は紙巻きタバコから発生するニコチン感と酷似しており、吸収率が高いため、数口でも満足感を得ることができます。
こういった点を考えると、1パフ当たりの価格にも大きく差が出るため、長期間使用した場合のコストは電子タバコの方がよくなります。
更に、IQOSなどの加熱式タバコは何かと故障や不具合が起きやすく、本体を買い替える必要が出てきますが、JUULなどの電子タバコは正しく使用していれば故障は殆どしません。
少しでもタバコにかけるコストを減らしたいというのであれば、様々な点から電子タバコの方が安く使用することができるので、ぜひお試しください。

紙巻きタバコと電子タバコのコストを比較

加熱式タバコと比べると本体も不要でありコストが掛からない紙巻きタバコ。
紙巻きタバコは加熱式タバコや電子タバコと比較すると圧倒的にコスパが良くなっています。
また、コンビニでも気軽に購入できるという事を考えると紙巻きタバコは有利ですが、紙巻タバコの煙は健康リスクや周囲への害が大きく、また、喫煙中だけでなく吸い殻による環境汚染も問題視されているため、コスパが良いとはなかなか言い難いです。
電子タバコJUULと紙巻きタバコのランニングコストを比較
タバコは1本あたり大体10パフ程度と考えられており、タバコ1箱=JUULPOD1個 と計算されているので、ランニングコストで考えるとJUULの方が少しだけ安くなります。
JUULは本体が必要になる為、初期費用としては電子タバコの方が高価ですが、総合的には電子タバコの方がタバコ代を抑えることができます。
電子タバコのPODやリキッドは増税対象外!
毎年少しずつ値段の上がる紙巻きタバコ。
タバコ葉に対して税金がかけられる事で紙巻きタバコや加熱式タバコの価格を上昇させています。
しかしながら、電子タバコのリキッドにはタバコ葉は使用されていない為、増税には対象外です。
国内で購入できるノンニコチンは勿論、海外から輸入したニコチン入りPODも日本の税金は対象外ですので値段が大幅に変わるという心配もありません!
将来的にコストを抑えられる事も考えると電子タバコはお財布に優しいです。
加熱式タバコ・紙巻タバコと電子タバコのパフォーマンス比較

もちろん、パフォーマンスが良くなければコスパが良いとは言えません。
ここまでは、加熱式タバコ・紙巻タバコと電子タバコのコストについて比較してまいりましたが、次はコスパの「パフォーマンス」の部分を比較していきたいと思います。
それぞれのメリットとデメリット
加熱式タバコ | 紙巻タバコ | 電子タバコ | |
---|---|---|---|
メリット | ・臭いが少ない ・有害物質が少ない ・タールが出ないのでヤニの心配がない ・比較的購入しやすい ・アクセサリーの種類が豊富 |
・他2つに比べて安い ・購入しやすい ・充電の心配がない ・味が良い ・かっこいい |
・臭いが少ない ・有害物質が少ない ・タールが出ないのでヤニの心配がない ・フレーバーやデバイスが豊富 ・吸い始めても途中で止められるので勿体ない思いをしない |
デメリット | ・独特なポップコーン臭 ・壊れやすい ・本体が高い ・味が落ちる ・手入れが面倒 |
・臭い ・ヤニが付く ・健康リスクが高い ・受動喫煙や吸い殻による害が大きい ・火災の原因になり得る ・他2つよりも吸える場所が限られる |
・ニコチン入りは個人輸入でしか手に入らない ・本体が高い ・リキッドタイプは漏れる心配がある |
何を重視したいかでパフォーマンスの良し悪しは変わってきますが、電子タバコはメリット数に対してデメリット数が少なく、先述のコストの面と合わせて考えるとかなりコスパが良いと言えるのではないでしょうか…!
臭いや健康被害を減らしたい、というのであれば断然電子タバコの方がおすすめです。
また、ニコチン入り電子タバコJUULであれば、紙巻きタバコと同程度の満足感を得ることができ、周囲の人には健康被害やニオイの被害を与えにくいですので、電子タバコという選択肢が一番いいのではないでしょうか?
JUULであれば他の電子タバコよりも使い勝手がいいですし、リキッドの補充やメンテナンスの手間も最小限で済むので、タバコの値段が気になっている。ほかのデバイスへの移行を検討している。という方はぜひ参考にしてみてください。
結局、コスパ重視するならどれ?
ここまで、加熱式タバコ・紙巻タバコと電子タバコのコスパ、電子タバコの種類別のコスパを比較してまいりました。
まとめると、
・加熱式タバコと電子タバコの比較
→本体価格は同じくらい
→スティックに比べPOD/リキッドの価格は高いが吸入回数に換算すると大きな違いはなく、一か月あたりで計算すると電子タバコの方が安い。
・紙巻タバコと電子タバコの比較
→紙巻タバコの方がコストは安いが、健康リスク等のパフォーマンスに懸念点。
→初期費用が電子タバコが高いが、ランニングコスト的には電子タバコの方が安い。
という結果になりました。
この結果から、電子タバコはコスパを十分に期待できる喫煙方法と言えそうです。
コスパよく喫煙を楽しめたら…とお悩みの方は、電子タバコへの移行も検討してみてはいかがでしょうか?
