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アイコスが販売されてから、日本国内では加熱式タバコの需要がかなり増えていきました。

販売当初のような品切れ続出とまではいかないものの、「臭いや害が気になるから、紙巻きタバコから加熱式タバコに変えた」というユーザーは今でも増え続けています。

アイコスやプルームテック、グローは、クリーンなイメージでPRされているため、なんとなく害の少ないものと意識している方もきっと多いと思います。

しかし、箱に注意書きが書かれているようにこれらの加熱式タバコにも体への悪影響は認められているのです。

今回はこれらの加熱式電子タバコに含まれる害について解説していきます。


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アイコスなどの加熱式タバコと紙タバコの違い

有害性

アイコスやグロー、プルームテックなどは、どこのコンビニでも普通に販売されるほど普及してきています。

今では加熱式タバコでもかなりの数の銘柄が販売されており、加熱式タバコが急速に流行り始めた2016年よりも本体代が安く手に入るようになりました。

それだけ、加熱式タバコがすっかり喫煙者市場になじんだということなのでしょう。

まずは、従来の紙タバコと加熱式タバコには、害などにどれくらいの違いがあるのか、簡単に比較していきます。

紙タバコと加熱式タバコの臭いの違い

今まで紙タバコを吸っていた人が加熱式タバコに切り替えると、その臭いの少なさに驚くといいます。

下記には、紙タバコ・加熱式タバコの臭いについての一般的なイメージをまとめてみました

【紙タバコの臭い】
・紙タバコはとにかくずっと臭いがある
・吸い殻からも臭いがあり、副流煙も気になる
・吸った後の口臭や、手や服についた臭いは消えにくい

【加熱式タバコの臭い】
・加熱式タバコは紙タバコと比べると臭いが少ない
・口臭も軽減されているし、煙も少ないので、紙タバコよりはカジュアルに吸える
・吸い殻の臭いが気になる。非喫煙者は加熱式タバコの吸い殻の臭いが苦手という方もいる

一般的にイメージとしてとらえられているのは、「加熱式タバコ自体には多少臭いがあるけれど、紙タバコと比べるとかなり抑えられている」という印象です。

加熱式タバコは紙タバコよりも害が抑えられている?

タバコの害としてよく知られているものに「ニコチン」や「タール」がありますが、加熱式タバコにはこのような害がどれくらい含まれているのでしょうか?

加熱式タバコには、紙タバコと同様にタバコの葉が使用されており「ニコチン」が発生するため、依存性や血管の収縮などの害は発生します

加熱式タバコと紙タバコの害で、大幅にカットされているとしているのは「タール」という粘性や臭いのある成分です。

紙タバコを吸い続けていると、部屋や歯が黄ばむ原因となるタールは、タバコの葉を燃焼することで発生します。

加熱式タバコは、火を使わずに高温のブレードを使用したりリキッド(液体)を通してタバコの葉を加熱させるため、このような強い臭いの出る原因となるタールが発生しにくくなります

・加熱式タバコは有害物質0ではない
・嫌な臭いや黄ばみなどの原因となるタールは、紙タバコと比較してかなり抑えられている


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VAPEと加熱式タバコの違い

電子タバコに害はあるのか

加熱式タバコを「電子タバコ」と称している方もお見かけしますが、アイコスなどの加熱式タバコはVAPE(電子タバコ)とは違う物です。

一般にVAPEなどと呼ばれる電子タバコは、タバコの葉を使用しないため、ニコチンやタールなどが含まれていない製品となっています。

VAPEと加熱式タバコの臭いの違い

VAPEは、リキッドと呼ばれる液体を加熱して発生させた水蒸気を吸うデバイスです。

強い臭いが発生するようなタバコの葉を使用していないため、吸った後に口や体に嫌な臭いが残りにくいとされています。

VAPEはリキッドに含まれるフレーバーを楽しむことが目的で作られており、発生する水蒸気からはミントやバニラ、コーラなどの香りが漂います。

加熱式タバコとVAPEでは害に違いがある?

加熱式タバコから発生する「ニコチン」などは、国内で販売されているVAPEには一切含まれていません

また、VAPEはタールも発生しないため、加熱式タバコや紙タバコと比べると有害性がかなり低いとされています。


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加熱式タバコの中で一番害が少ないとされているのは?

加熱式タバコの危険性

加熱式タバコにはいわゆる三大加熱式タバコと呼ばれる「アイコス」「グロー」「プルームテック」がありますがこの中でどれが一番害が少ないのか気になるという方も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、加熱式タバコ3種類の中でどれが一番害が少ないのかというのは、はっきりとした答えが出ていないのが現状です。

有害性(ニコチン)の量は3種類ともおなじくらい?

JTから販売されている「プルームテック」シリーズは、使用時に発生されるニコチン量について公式サイトで明記されています。

プルームテック:0.1mg~0.3mg
プルームテックプラス:0.1mg~0.3mg
プルームエス:0.1mg~0.5mg

アイコスとグローに関しては、公式サイトではニコチン量の明記がなく、第三者の研究機関では下記のような発表となっています。

アイコス:0.5mg~0.8mg
グロー:0.1mg~0.3mg

プルームテックシリーズはアイコスやグローと違って、タバコの葉を直接スティックなどで加熱せず、VAPEのようにリキッドを加熱して発生した水蒸気を通してタバコカプセルを加熱させます。

そのため、他の2シリーズと比べても臭いが抑えられていて、ニコチン量も少なく発生しているのではないかと推測されています。


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加熱式タバコはどうやって選ぶべき?

3つの加熱式タバコを比較すると、確かに多少はニコチンの発生量などに違いがあります。

しかし、どれも微々たる差ではあるため、「害が多い」「害が少ない」といった観点で加熱式タバコを選ぶのは少々難しいのではないでしょうか?

ここでは、3つの加熱式タバコユーザーはどのようなポイントからそのデバイスを選ぶ傾向にあるのか、ご紹介します。

アイコスを選ぶユーザー

アイコスを選ぶ方は、多少は臭いなどを抑えたいけれど、ちゃんとタバコのフレーバーを楽しみたいという方が選ぶ傾向にあります。

メンソールやフレーバー系の紙タバコを吸っておらず、レギュラーの紙タバコを愛用していた方が、アイコスを好んでいるようです。

しかし、アイコスを使用している方の多くはデュアルユーザー(紙タバコも併用している)であることが多く、シチュエーションで使い分けている方が多いです。

グローを選ぶユーザー

グローは、他の2シリーズと比べても本体代が安く、比較的始めやすい加熱式タバコです。

紙タバコの臭いを気にしたり、交友関係や職場のルールなどに則って、紙タバコから加熱式タバコへ変えようとした方が多く選んでいる印象があります。

グローはプルームテックと比べると臭いが少々出るデバイスですが、メンソール系のフレーバーが多いため、紙タバコでメンソールを愛用していた方に好まれています。

プルームテックを選ぶユーザー

自宅や紙タバコユーザーと一緒になるような喫煙所では吸わず、加熱式タバコオンリーの喫煙スペースなどを使用したいと考えている方がよく選んでいる印象です。

プルームテックシリーズはとにかく臭いが抑えられているため、できるだけクリーンな環境で吸いたいと考えている方が多いイメージです。

番外編:電子タバコを選ぶユーザー

日本で販売されている加熱式タバコよりも臭いが抑えられて、かつ吸い応えが紙タバコ並みという電子タバコがあるのをご存じですか?

アメリカで販売されている電子タバコのJUULは、そのスマートさと臭いの少なさで、国内外を問わず人気を集めているデバイスです!

日本国内で販売されているVAPEと違い、個人輸入のみで販売できる「ニコチンソルト」が使用されているため、タバコの葉を使用していなくても吸い応えばっちり!

スッキリとしたメンソールフレーバーや、オーソドックスな煙草フレーバーも販売されているので、臭いや吸い殻などの手間を抑えたいという方は今すぐチェックしてみてください!

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電子タバコに害はあるのか?まとめ

コンビニでも普通に販売されている加熱式タバコは、依存性があるニコチンなどが含まれている立派なタバコ製品です

どのデバイスを選ぶかはそれぞれの嗜好や目的次第ですが、スマートに楽しめる使い捨て電子タバコもおすすめですよ!

すっぱりと禁煙したいということが目的なのではなく、臭いや吸い殻などの手間を抑えたいという方は、今回ご紹介したJUULも試してみては?




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