電子タバコやニコチン入りリキッドを初めて個人輸入で購入する場合にはどんなことに注意が必要なのでしょうか?
近年個人輸入代理店が増え、ネットも普及したことから個人輸入を行って電子タバコやニコチンリキッドを購入するユーザーも増えています。
通販感覚で購入する事もできる個人輸入ですが、あらかじめ知っておかなければならない規制や関税についてがいくつかあります。
今回は、電子タバコとニコチン入りリキッドに焦点を絞り、個人輸入についてご紹介いたします。
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個人輸入とは

個人輸入とは、海外の通販サイトや業者から個人で使用する事を目的に商品を購入し、自宅まで発送してもらう事を指します。
日本の通販サイトを介さず、海外の販売業者から直接購入する方法です。
個人輸入を行う事で、日本国内では購入できない商品や、未発売の商品・新作商品を購入することができたり、日本の通販サイトで購入するよりも安価で購入できたりとメリットがあります。
しかしながら一方で、海外からの発送になるため途中で商品が破損したり、紛失してしまったり、また到着までに時間がかかったりといったデメリットも複数持ち合わせています。
「個人で使用する事を目的に」とは?
個人輸入では、安く商品を購入できるだけでなく、日本での購入・販売が規制されている製品も購入することができます。
それが、ニコチンなどの薬事法に該当する製品です。
ニコチン成分などの、日本では処方が必要な薬でも個人輸入を活用する事で購入ができ、使用することができます。
これらの商品は、個人利用目的に個人輸入ができる製品であり、規制されているにも関わらず日本国内で譲渡や配布・販売や購入をすると薬事法違反に該当します。
個人輸入は個人利用目的で購入を理解したうえで行う必要があります。
個人輸入する方法
個人輸入は海外から直接個人への配送の場合適用される通販方法です。
そのため、一度でも日本の業者が関与すると、個人輸入には該当しません。
個人輸入の方法は大きく分けて4つあり以下の通りです。
- 外国の業者から直接購入する
- 個人輸入代行業者を利用して購入する
- 海外旅行に行った際に購入し持ち帰る
- 海外在住者に購入してもらい送ってもらう
1.海外の業者から直接購入する
海外ブランドなど、日本への発送を行っている通販サイトで購入する方法があります。
この方法は基本的に、外国語が分からない人にはおすすめしない購入方法です。
商品についての情報を見逃してしまったり、なんらかのトラブルが起きてしまった場合、問い合わせに手間取ったり、配送中に商品が紛失してしまう恐れもあるからです。
通販サイトの内容を把握でき、また個人輸入に慣れている方であれば、一番安価に適正価格で商品を購入できます。
2.個人輸入代行業者を利用して購入する
近年、個人輸入代行業者は多くなっています。
Beyond Vape Nic.もその一つです。
個人輸入代行業者を利用するメリットとして、サイト全体が日本語で書かれている事や、日本人の利用を目的とされている事が挙げられます。
Beyond Vape Nic.では、現地に日本人スタッフが複数常駐しており、お問い合わせなども日本語でしっかりと対応させていただいております。
3.海外旅行に行った際に購入し持ち帰る
海外へ行ったときにその場で購入し持ち帰るのも個人輸入方法の一つです。
この時の注意点として、旅行先で購入したニコチンなどの個人利用目的のみの商品をお土産として第三者に渡すのは薬事法違反に該当します。
必ず、ニコチン成分の使用者本人が購入して持ち帰る必要があります。
4.海外在住者に購入してもらい送ってもらう
海外からの発送であれば個人輸入に該当しますので、業者じゃなくとも海外に住んでいる方から送ってもらう事も個人輸入の枠に入ります。
しかし、ネット上などの知らない人から購入するのは紛失や詐欺、トラブルの原因となりますので信頼している人に送ってもらう等の必要があります。
個人輸入の流れ

今回は電子タバコやニコチン入りリキッドを個人輸入代行業者を通しての流れについてご紹介していきます。
直接購入する場合ともそれほど相違はありませんので是非参考にしてみてください。
個人輸入代行業者へ注文
購入者はまず、個人輸入代行業者のサイトより、欲しい商品を選択し購入を行います。
業者によって、購入方法や注文方法が異なりますが、Beyond Vape nic.の代行は日本でいう楽天やAmazonなどの通販サイトと同じ感覚で注文できます。
業者が商品を卸しており、その中から購入者が自由に選択して購入できます。
業者が発送し、税関を通って購入者へお届け
注文処理が完了すると、代行業者が購入者宛に商品を発送してくれます。
業者から空輸・船便を利用して日本に届けられ、先ずは税関で商品が日本国内に持ち込んで問題ないかをチェックします。
このとき、ニコチン成分の規制されている以上の過度な購入や高額商品の購入をすると関税がかかります。
税関通過後、購入者に商品をお届け
海外から発送された商品は必ず、税関を通ります。
この際に、課税額が10,000円を超えた際には関税が別途かけられる事となります。
また、商品内に日本への持ち込みが禁止されているものや、個人利用の枠を超えた量で商品を購入している場合には没収や破棄される恐れもあります。
個人輸入代行業者で購入する場合、上記の不安要素を削る事ができるので、できるだけ個人輸入代行業者を使用しての購入がおすすめされています。
税関にて問題なければ、自宅に配送されます。
個人輸入するなら『16,666円以内』?

個人輸入を考えている方なら一度は聞いたことがあるであろう数字、16,666円。
この数字は税関で別途税金がかからないギリギリの数字となっています。
個人輸入を行うとかかる『関税』
個人輸入の場合、商品の小売価格のうち60%が課税価格となっており、関税率が足された金額が必要になります。
しかしながら、課税価格が1万円以下であれば非課税となっています。
16,666円分の商品を購入した場合、課税価格は『9,999』円となりギリギリ1万円以下になり免税されるため、個人輸入代行業者ではお客様に商品購入は16,666円までに抑えるべきと推奨しています。
商品の小売価格 | 課税価格 | 課税 |
---|---|---|
16,666円 | 9,999.6円 | 非課税 |
16,667円 | 10,000.2円 | 課税対象 |
特に、ニコチン製品やタバコ製品の関税は高く設定されているので注意が必要です。
16,666円を超えると別途かかる金額
個人輸入を行う場合、課税価格が1万円を超えなければ、業者に支払った金額で商品が到着しますが、超えてしまった場合には関税だけでなく下記の税金と手数料が必要となります。
課税価格が10,000円を超える場合…
関税(3~20%)+消費税(10%)+通関手数料
税関で必要となった関税や手数料は、配送業者が一度負担し、後日購入者が払う事となります。
この時、配送業者によって手数料が別途かかる事もあるので購入前に事前に確認しておくと安心です。
電子タバコ本体の個人輸入について

さてここまで“個人輸入”という制度自体について解説してきました。
ここからは「電子タバコの個人輸入」に関する事情について紹介していきます。
実は電子タバコと一口に言っても「本体」と「リキッド」で少し状況が異なります。
この項ではまず本体の個人輸入に関する事柄から紹介していきます。
電子タバコ本体は個人輸入する必要がない
まず前提として、電子タバコの本体は使い捨てタイプを除いて「個人輸入で購入する必要がない」ことが多いです。
というのも、ニコチンリキッドの入っていない本体は薬機法の規制対象外となっており、日本国内で製造・販売することが可能です。
そのためわざわざ個人輸入という方法を取る必要が無く、日本国内の電子タバコショップなどでご購入いただけます。
ただし、あらかじめニコチン入りリキッドが注入されている使い捨て電子タバコについては、個人輸入でしか入手できないので注意が必要です。
使い捨て電子タバコを個人輸入する際の制限
ニコチン入りの使い捨て電子タバコを個人輸入する際は、月ごとに購入可能な制限量があります。
12000パフ(吸引回数)/月が、使い捨て電子タバコの制限量です。
紙タバコに換算すると、30~40箱前後の喫煙量となっています。
使い捨て以外の電子タバコ本体を個人輸入する際の制限
基本的には個人輸入の必要が無い”使い捨て型以外の電子タバコ本体”ですが、「海外でしか売っていない商品を手に入れたい!」など例外的に個人輸入をするケースも考えらえます。
月に2台、の購入制限がデバイス本体にも設けられているため気を付けましょう。
3台以上購入する場合は、販売・転売が疑われて税関で没収される可能性があります。
電子タバコ用リキッドの個人輸入について

電子タバコ用の“ニコチン入りリキッド”は、薬機法より日本国内業者による製造・販売が禁止されています。
そのため必ず個人輸入で購入する必要があります。
なおフリマサイトやオークションサイトなど、日本国内で個人が販売しているものは、個人輸入ではありませんので注意が必要です。
ニコチン入りリキッドを個人輸入する際の制限
ニコチンリキッドの個人輸入可能量は、1ヵ月間で個人で消費できる量までと定められています。
ニコチン入りリキッドの場合は以下の通りです。
ニコチン入り E-リキッドの場合:120ml以内
ニコチン入りカートリッジ:吸引回数12,000回以内
これらは、リキッドの種類や合計本数、ニコチン濃度に関係なく、総量での計算となります。
JUULなどのカートリッジ式の電子タバコの場合はパフ数で計算される事となっているので、商品ページの目安パフ数などの記載をよく読むようにしてください。
万が一、上記の総量を超えて購入した場合、税関によって焼却処分もしくは送料負担で返送の手続きが発生する場合があるので、必ず総量を確認したうえで購入するようにしましょう。
電子タバコを個人輸入する際のその他の注意事項

この項では本体・リキッドを問わず電子タバコを個人輸入する際の、その他の注意事項をまとめていきます。
購入制限期間のカウント方法や、使い捨て型の本体とリキッドを一緒に購入する際の制限など、重要なポイントを解説していますのでぜひお役立てください。
個人輸入の注意①|制限量の計算期間は「通関日」から30日
ここまでご紹介してきたように、本体・リキッドを問わず個人輸入で購入できる量には月ごとの制限がありました。
この制限についてですが、「通関日から30日間の制限量」となっている点に注意しましょう。
つまり、月を跨いでも制限量はリセットされません。
例えば、当月の20日に購入した場合は、翌月の20日までが制限量の判別期間となります。
個人輸入の注意②|複数の種類のアイテムを同時に購入するときの制限量
リキッドやカートリッジ、使い捨てタイプのデバイスを同時に個人輸入する場合は、1か月を30日として1日分の量を算出した上で合計する必要があります。
- リキッド…4ml/日
- カートリッジ…400パフ/日
- 使い捨て型電子タバコ…400パフ/日
それぞれの日割りを合計して30日分を超過しなければ購入可能です。
例えば、リキッド40ml(10日分)、カートリッジ4000パフ(10日分)、使い捨て型電子タバコ3600パフ(9日分)の組み合わせであれば購入できます。
個人輸入の注意③|商品の配送先は購入者ご本人の自宅で
ニコチン入りリキッドや電子タバコなど、個人輸入で購入する場合原則『個人での使用』を前提としています。
そのため、配送先が会社名や事務所、法人名義や事業所の場合商業輸入とみなされて税関で止められてしまう可能性があります。
必ず個人の自宅へ届けるようご指定ください。
信頼できる個人輸入サイトの見分け方は?

海外からの購入になる個人輸入。
特にニコチン入り電子タバコの場合は、より慎重なサイト選びが重要です。
この項では最後に、信頼できる電子タバコの個人輸入サイトの見分け方をご紹介していきます。
個人輸入の見分け方①|日本人スタッフの有無
海外の拠点に日本人スタッフが居るショップの場合、日本クオリティの品質管理やサポート体制が整備されている可能性が高いです。
日本人スタッフが居るショップは概要欄などでアピールされていることが多いので、一度チェックしてみることをおすすめします。
また、サイト内の日本語に違和感がある場合は翻訳ツールなどで作成されている場合があり、リスクがやや高いのでお気を付け下さい。
個人輸入の見分け方②|販売実績をチェック
当然ですが、販売実績が豊富なサイトはその分信用度も高くなります。
サイトに販売実績数が掲載されていないサイトでも、SNSやWebでレビューを確認することで大まかな実績を把握することができるのでお試し下さい。
個人輸入の見分け方③|返品・交換対応の有無
海外から商品が配送される個人輸入は、商品の破損リスクも通常の通販より高いです。
そのため、返品・交換に対応してくれるかは大きなポイントになります。
また、返品・交換に対応できるサイトはそれだけ商品管理ができているという目安にもなります。
電子タバコの個人輸入について|まとめ
今回はニコチン入りの電子タバコアイテムを購入する際に必須の「個人輸入」について、制度の解説や注意事項などを紹介しました。
海外ショップから個人利用目的で商品を購入する個人輸入を活用することで、日本では販売されていないニコチン入りの商品や海外電子タバコを購入することできます。
その反面月ごとの購入量や、個人の利用に留める必要があるなどの制限にも気を付ける必要があります。
また、個人輸入サイトを利用する場合は“信頼できるサイト選び”が不可欠です。
弊ショップBeyond Vape Nic.は、現地に日本人スタッフ在籍・販売実績多数・返品/交換対応可の個人輸入サイトです。
ニコチン入りの電子タバコをご検討中の方は、ぜひお気軽にご利用ください!