今や日本のタバコ界隈の中心となっている加熱式電子タバコ。
フィリップモリスジャパン株式会社から販売されているアイコス(iQOS)をはじめ、ブリティッシュアメリカンタバコジャパンのグロー(glo)、日本たばこ産業株式会社(JT)のプルームテック(Ploom TECH)は、タバコ特有の嫌な臭いが少なく、有害物質も大幅にカットされているデバイスであると大変人気です。
少しでも禁煙や減煙の為に…と電子タバコに切り替える方も多いようですが、果たしてこれらの加熱式電子タバコには害はないのでしょうか?
日本で流行っている【電子タバコ】

アイコスなどで有名な加熱式電子タバコは2016年頃から急速に全国レベルのシェア率へと成長していきました。
通常のタバコよりも有害物質が多くカットされていることや、臭いの軽減、吸い応えなどをアピールポイントに、一時期はコンビニでの売り切れが続出していました。
今でこそ、喫煙所で加熱式電子タバコを見ない日はないという程の人気ですが、なぜこれほどの人気になったのでしょうか?
加熱式電子タバコとは
そもそも、多くの人が電子タバコと勘違いしているアイコスなどのデバイスは【加熱式タバコ】と呼ばれるデバイスで、本来の意味での電子タバコとは意味合いが違います。
アイコスなどのデバイスは、タバコの葉を直接火で燃やさずに加熱ブレードなどを利用して【加熱】することで発生する水蒸気を吸います。
直接火を使わないので、従来の紙巻きタバコのように吸い殻が出ない、タールが発生しないのでヤニ汚れなどを気にしなくていいなどといったメリットがあります。
電子タバコに害はある?

端的に言えば、どの加熱式電子タバコにも害はあります。
タバコの葉を利用しているので有害物質のニコチンが発生し、ニコチンによる身体への影響も大きく未成年の方は吸ってはいけません。
加熱式電子タバコに含まれるニコチンの害
ニコチンによる害は、肺がんの原因や血管の収縮による心筋梗塞・脳卒中などの危険性を高めます。
さらには、肺気腫を悪化させるなどの健康リスクが伴います。
ニコチンが含まれている為、胎児の発達障害、早産や流産の原因の一つになります。
有害物質がカットされているからと、妊婦さんが吸ってしまったり、ましてや乳幼児や子供、高齢者の前で吸うことはマナー違反です。
本当に加熱式電子タバコは有害物質がカットされているのか
あるデータによると、加熱式の電子タバコの煙を吸わせたラットのニコチン血中濃度は通常の紙巻きタバコの煙を吸わせたラットよりも体内のニコチン濃度が4倍になっていたという実験結果がありました。
発生する有害物質自体はカットされているのかもしれませんが、加熱式の電子タバコが有害であるという事は紛うことなき事実です。
日本ではデュアルユーザーが多い
デュアルユーザーというのは、加熱式の電子タバコと従来の紙巻きタバコを併用するユーザーを指します。
現段階で、タバコを吸う喫煙者の中でデュアルユーザーは6割を超えていたという調査結果がありました。
ブランド別にみると、アイコスが若年層を中心にユーザーが多く、全体を通しても64%と高い数値になっています。
アイコス・グロー・プルームテックで一番害が少ないのは?

加熱式電子タバコの使用を検討している方は、どのデバイスが一番有害物質が少ないのかというところが気になるのではないでしょうか。
アイコスとグロー、プルームテックの中で一番有害物質が少ないデバイスについて解説します。
「一番少ない」というのは計れない
結論から言うと、アイコスとグローとプルームテックの中で一番有害物質が少ないものという判断は現状では断言できないです。
プルームテックをはじめとしたプルームシリーズは、ニコチン量がJT公式から発表されています。
しかしながら、アイコスとグローに関しては公式から数値の発表が無く、第三者機関の調査結果とユーザーの所感で数値が公表されています。
プルームテック 0.1mg~0.3mg
プルームテックプラス 0.1mg~0.3mg
プルームエス 0.1mg~0.5mg
アイコス 0.5mg~0.8mg
グロー 0.1mg~0.3mg
プルームテックのシリーズは比較的少ないニコチン量ですが、唯一プルームシリーズの中で高温加熱式の「プルームエス」がニコチン量が多少高くなっているというデータになっています。(数値は10パフ当たり)
全体を見ても、アイコスが圧倒的にニコチン量が多いという結果となりました。
ユーザー目線から見ても、加熱式電子タバコの中ではアイコスが一番臭いが強く、吸い応えも一番強いといわれています。
本来の意味での電子タバコに害はある?
ちなみに、本来の意味での電子タバコはアイコスなどのようなタバコの葉を一切使用せず、フレーバーの付いたリキッドを気化させて吸うデバイスを指します。
日本で営業されている電子タバコのお店では、ニコチン入りのリキッドも含まれていないので、有害な物質は含まれていないのが特徴です。
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電子タバコに害はあるのか?まとめ
日本のコンビニでも販売されている加熱式電子タバコは、ニコチンをはじめとした害が含まれている立派なたばこ製品です。
タバコを今すぐにはやめられないけど、ニコチンもタールもないものを吸いたいと思っている方は、ノンニコチン・ノンタールの電子タバコに切り替えてみませんか?
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